どうもサンです
今回はこちら
ウィッシュ
ディズニー100周年を記念する作品をネタバレ有で書いていこうかと思います。
超ざっくりあらすじ（ネタバレ無し）
ロサス王国という『どんな夢も叶う国』が舞台
偉大な魔法使いで国王マグニフィコが統治する国で
アーシャという少女が弟子になる為に面接を受けるところから物語は動き始めます。
アーシャは面接する中で王に認められ
願いが保管されている部屋へ案内され、国の人々の願いを見せてもらいます。
その中に100歳を迎えるアーシャのおじいちゃんの願いを見つけ
王に願いを叶えるように嘆願しますが、危険な願いという事で却下され
アーシャは願いを王に渡すことで管理され
願いが叶わくなるという事に気づきます
そのことに気づいたアーシャは王にせめて叶える気が無い願いを返すように話ますが
王はそれはとても危険な事で国がどうなるかわからないという事で断固として拒否し
勿論面接も落とされてしまいます。
打ちひしがれ星に
「ロサスの国の人たちが自分で願いを叶えられるように」と
お願いしたところ、願い星のスターがアーシャの元へ落ちてきて・・・
という所で話が大きく動き始めます。
さて今作の感想を書くにあたって２つの個人的独断と偏見の評価があります
1つ目はディズニーが好きな人の視点
2つ目は映画が好きな人の視点
ざっくり言うとDオタか否かくらいだと思ってもらえればいいかと
ディズニー好きな視点から今作の良さを言うと
・過去作のオマージュがたくさん散りばめられていてどの場面も見逃せない
・ある曲の吹き替えが過去にディズニー作品を演じたキャストがやっている
100周年を記念するにふさわしい過去作を知っていれば知っているほど楽しめる作品となっています。
もう一つの映画が好きな人の視点から言うと
・ストーリーがシンプル
・曲がとても良い
・キャラクターが可愛い、特にスター
という点があげられるかなと
勿論上の三点はディズニー好きにもあてはまるので総じて言えば
家族で楽しめる王道、古典的ディズニー映画なのかなと
クリスマスや正月休みで家族で観るにはばっちりなディズニー映画なので
興味がある方は是非是非～
続きはネタバレ有で独断と偏見と書いたわけが分かる文なので
とても心が広い方だけ読んでもらえればと思います。
さてさて、ネタバレ有と書いておきましたので
ここを読んでる方は一度は観てもらえてるかと思います。
ざっくりしたあらすじの続きとしては
スターに力を借りて
皆の願いを取り戻すことしたアーシャ
一方王はスターが落ちてきた光にうろたえ別の誰かが魔法を使ったと決めつけ
禁書に手を出します。
アーシャの仲間のサイモンの密告により
お尋ね者となったアーシャはなんとか仲間達の力を借りて願いを解放することに成功したかに思えましたが、王の罠で逆に窮地に陥ります。
スターは捕らえられ、国民や王妃ですら魔法で縛り付ける中
アーシャは諦めず歌い立ち向かう事で皆を鼓舞し
王の強大な魔法を打ち破り、鏡の中へと封じ込めることに成功します。
王の問題が片付き、みんなが思い思いに願いを叶える為に頑張る中
アーシャはフェアリーゴッドマザーとして旅に出るという所で終わる
しょーーーじき
Dオタとしてこの映画に点数をつけるなら
100点中65点くらいかなと
ほんとにいろんな作品のオマージュが散りばめられているし
エンドロールも今までの作品のキャラが写されているのでこの作品はどんなキャラでるかな～なんて楽しみ方もあった
曲も良くて、特に気に入ったのが
こちらの無礼者たちへ
テンポも王の動きも素晴らしくノリノリになれる一曲かと
と良いところは全部言ったはず・・・多分
言わなくてもいいけども言わせてほしいダメなところは
・キャラの掘り下げがあまりにも浅すぎる
・物語自体があまりに浅い
・オマージュを入れすぎたのかどっかで見たな～という映画になってしまっている
・テーマの表現が甘い
こんな感じかなと
ちなみにDオタというのを置いて映画好きとして言わせてもらえれば
100点中50点くらい
観れなくはないけど別に劇場でみなくても位の感じかな～ってくらい
浅い
そりゃ批評もふるわないわな～と納得できる感じ
一応日本では初週興行収入№１らしいけども、スパイファミリーとかあるからどうなるやら
スターは可愛いし、曲もいい曲が多いだけにストーリーが微妙という勿体ない一作
ほんと個人的に気になった点が1点
マグニフィコ王の扱い
多分劇中で一番人となりが分かる王
故郷を追われ、必死に魔法を勉強し一代であんな素晴らしい国を建てたわけですが
やっていたことは
・願いを民から集めて、月に一度叶える
・ダリアのような障害がある方も平等に仕事を与える
・衣食住には困らない程度に統治している
とまぁ闇落ちするまでは凄い良い王様
願いを集めて管理するのも反乱等を防ぐためと納得出来る内容
しかも、闇落ちするまではその願いを使って何するわけでもなく
守りたいと歌ってる位なので
そりゃ国民があんな手のひら返し早ければ歌いたくもなりますわ
最終的には傲慢さや慢心でああなってしまったものの
ある意味では今作のテーマを一番体現した存在なのでは？と思ってしまいますね
どーしても浅さが拭えない今作
王道的なストーリーに可愛いキャラ、素敵な音楽で大ヒット！になるはずがだったんですかね～
100周年記念作品で原点回帰したと言われてもちょっと今作は厳しいかと
制作された一部の方もそれは感じているようで
新しいアイディアに注力しないといけないと指摘されています。
色々と書いてきましたが
クリスマスや正月に家族や友人らと見るにはばっちりな映画なのでそこは揺るぎないかと
王道すぎた為に個人的な評価が低いだけで、ハマる人はハマる作品なのでまだ見てない方は劇場に是非是非～
以上！
